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日本脳卒中学会がCOVID-19(新型コロナ)対応治療指針を発表
COVID-19が蔓延期(pandemic)に入った今、脳卒中患者の中にCOVID-19保菌者が含まれていることが懸念されます。
院内感染を防ぐためにも、今まで以上に濃厚接触の有無や発熱・呼吸器症状の有無に注意する必要があります。救急隊からの情報(接触歴)などに今まで以上に注意し、COVID-19感染の可能性に常に注意する必要があります。
脳卒中学会では原則頭部単純CTを撮影し、MRI検査は感染管理上行わないことが望ましい、としています。(各施設毎に判断する、とされております。)
血管内治療を行う場合などは、3D-CT angioを選択することが推奨されています。
COVID-19感染の可能性が完全に否定できない場合は、胸部CTの撮影が必須です。
患者さんのゾーニングを徹底し、専用エレベータを使うなどの対応が必要です。