ASPECTS=早期虚血性変化の評価

ASPECTS(Alberta Stroke Program Early CT Score)とはCTで早期脳虚血性変化を客観的に(半定量的に)評価する指標です。

頭部MRI拡散強調像で評価する際はDWI-ASPECTSと言われます。

基底核のレベルのスライスと放線冠レベルの2段面を用いて一側の中大脳動脈領域の10カ所を観察し、変化のある領域を10点満点から減点していきます。

一般にASPECTS7点が中大脳動脈領域の1/3に相当し、6点以上が血管内治療の適応となります。

深部白質病変も評価するASPECTS+Wでは11点満点の評価になります。

問題点としてDWIはCTに比べ検出感度が高すぎるので、各領域のごく小さな梗塞巣と、領域全体におよぶ梗塞巣を同じに扱って良いかなどの議論があります。

中大脳動脈領域を尾状核(C)、島皮質(I)、レンズ核(L)、内包(膝~後脚のみ)(IC)、前下方皮質(M1)、中下方皮質(M2)、後下方皮質(M3)、前上方皮質(M4)、中上方皮質(M5)、後上方皮質(M6)の10カ所に区分

Follow me!

投稿者

古田 夏海

群馬県内の総合病院で脳神経内科医として勤務しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です