目次
構音障害
小脳症状としての構音障害(ataxic speech)についてどのように形容されるか
①scanning speech:断綴性言語 音節途切れ途切れ
②slurred speech:不明瞭言語 音節つながって一続き
③explosive speech:発声時、話し始めに音量が大きくなるなど「時に音の制御もリズムもおかしく大きな声が混じる」
眼球運動障害
随意水平性共同眼球運動には①saccadic eye movement 衝動性眼球運動 (ぴゅっと動く 速い運動)と②smooth pursuit 滑動性眼球運動(遅い運動)があります。
小脳失調では、衝動性眼球運動(saccade)におけるovershoot(視野を通り越してしまう)やundershoot(指標に到達できない)、視標追跡におけるsaccadic eye movement(smooth pursuitはほとんど発現しない)が高頻度でみられます。
失調
下肢の筋力低下などのinstability(不安定性)があると体幹失調がわかりづらいことがあります。