目次

構音障害

小脳症状としての構音障害(ataxic speech)についてどのように形容されるか

scanning speech断綴性言語 音節途切れ途切れ

slurred speech不明瞭言語 音節つながって一続き

explosive speech:発声時、話し始めに音量が大きくなるなど「時に音の制御もリズムもおかしく大きな声が混じる

眼球運動障害

随意水平性共同眼球運動には①saccadic eye movement 衝動性眼球運動 (ぴゅっと動く 速い運動)と②smooth pursuit 滑動性眼球運動(遅い運動)があります。

小脳失調では、衝動性眼球運動(saccade)におけるovershoot(視野を通り越してしまう)やundershoot(指標に到達できない)、視標追跡におけるsaccadic eye movement(smooth pursuitはほとんど発現しない)が高頻度でみられます。

失調

下肢の筋力低下などのinstability(不安定性)があると体幹失調がわかりづらいことがあります。

投稿者

古田 夏海

群馬県高崎市「ふるた内科脳神経内科クリニック」で脳神経内科・内科の診療を行っています。

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