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活性酸素とは
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活性酸素は細胞障害の他、アポトーシスに関連することが明らかになっています。
フリーラジカル(スーパーオキシド・ハイドロキシラジカルなど)を除去する治療法が脳梗塞や神経変性疾患の治療法として注目されています。
ペナンブラと活性酸素
![](https://i0.wp.com/furuta-neurology.com/wp-content/uploads/2020/12/image-46.png?resize=536%2C662&ssl=1)
脳梗塞が起こり脳細胞が徐々に壊死すると、その周囲からは活性酸素・フリーラジカルなどの有害物質が発生します
ペナンブラ領域(回復可能な領域)の細胞死はグルタミン酸による興奮性神経細胞障害と活性酸素・フリーラジカルによる酸化による障害に起因するとされています。虚血で細胞外グルタミン酸濃度が上昇します。
活性酸素・フリーラジカルは他に、くも膜下出血後の脳血管攣縮発生に関与したり、アポトーシスを促進させます。
脳塞栓発症後に血栓溶解が起こると血流が再開し、再還流に伴い活性酸素が急激に産生され、脳浮腫・出血・神経細胞傷害が引き起こされます。
内因性のフリーラジカルスカベンジャー(活性酸素種を除去する抗酸化物質)
ビタミンEやビタミンCなどがあります。