血流依存性血管拡張反応(flow-mediated dilation; FMD)とは

FMDは、安静時に前腕部を5分間駆血した後に解除することで生じる血流量の増加により、血管内皮細胞から血管拡張物質であるNOが放出され、上腕動脈が拡張する反応です。

動脈硬化の危険因子度が高いと拡張度合いが少なくなります。血管内皮機能は動脈硬化初期から障害を受けることが知られています。このためFMDにおける血管径の増加度を検査することで、血管内皮機能を評価することができます。

%FMDの算出方法

(拡張時血管径-安静時血管径)÷安静時血管径を計算することで%FMDが算出されます。

%FMDが3~4%以下は動脈硬化のリスクが高いと考えられています。

医学検査 69(4): 652-659, 2020より引用

投稿者

古田 夏海

群馬県高崎市「ふるた内科脳神経内科クリニック」で脳神経内科・内科の診療を行っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です