目次
片頭痛発作の時間経過
片頭痛発作の時間経過は、予兆期→前兆期→頭痛期→頭痛消退期および回復期(後発症状期)に分けられます。
誘発因子
片頭痛は食品や環境によって引き起こされることが知られており、そのような要因は誘発因子と呼ばれます。
アルコール、月経、ストレス、天候の変化などさまざまな要因により誘発されます。
予兆期
予兆期とは片頭痛発作の前に起こる体調の変化を示すものです。
疲労感、集中困難、頚部のこり、光または音過敏、悪心、霧視、あくび、顔面蒼白などさまざまな症状があり、片頭痛発作の数時間~数日前から生じます。
前兆期
片頭痛の前兆とは、片側性・完全可逆性の神経症状を指します。
前兆の90%以上は閃輝暗点に代表される視覚症状であり、視覚性前兆は1時間以上持続しないことが多いです。
視覚性前兆の大半はギザギザした光です。
中にはモザイク状の模様がみえるときもあります。