脊髄小脳変性症にはリハビリが効果的

脊髄小脳変性症に対する短期集中リハビリテーションが効果的であるというエビデンスが近年複数の論文で報告されており、「脊髄小脳変性症・多系統萎縮症診療ガイドライン2018」においても実施することが推奨されています.

脊髄小脳変性症(SCA6・31・CCA)の患者に対し、1日2時間のリハビリを四週間継続したところSARAスコア2点の改善(運動失調や歩行障害)あり、効果が半年間持続した、というデータがあります。
また集中リハビリ後の自主練習も機能保持に重要であり、週に2時間程度は自主練習が必要と示唆されています。

小脳性運動失調症の基盤にある運動学習の障害や、変性疾患としての病状の進行がある場合も十分なリハビリ介入があれば、失調症の悪化やそれに起因するADL障害を最小限に抑えられる可能性が示されています。

参考サイト

在宅などでの自主練習用には田辺三菱製薬の健康サイトであるSCD・MSAネットが参考になる動画などが掲載されています。

https://scd-msa.net/

参考文献

Miyai I ,et al. Cerebellar ataxia rehabilitation trial in degenerative cerebellar diseases.Neurorehabll Neural Repair,26:515-22; 2012.

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